『なんでそうしてるの?』
『それでいいと思ってるの?』
『何してたん?』
(わたしが言うことが絶対)っていう態度
これらは
相手を萎縮させるっていうのは、想像できますよね。。
萎縮させたら
相手はもう思考停止、
もしくは怒りが込み上げて、
良い気持ちでやれない。
やし、
ホントに起きて欲しい結果には行き着きにくくなります。
これは、
自律神経系からも当然の結果で、
交感神経(逃げるか闘うか、興奮を促進)が優位になると、 怒りや不安を感じ、心理的にも身体的にも緊張状態になり、
背側迷走神経(生存本能を優先)が優位になると、
自己防衛のために身体を緊張させ、心理的には心ここにあらず、無気力感・抑鬱、ネガティブな感情に支配され、動きはかなり小さくなります。
交感神経優位であれ、背側迷走神経優位であれ、
どちらも呼吸は浅くなる傾向に。
この状態ではうまくやろうにも、身体がうまく反応しません。
ご自身のことを思い返して、
このような状態に陥った人もいるのではないでしょうか? こんなことを書いているわたしも昔、叱責に近い指導をよくしてしまい、
今では本当に反省しています。
その時はそれしかないと思い込んでいたため、指導者として未熟の何者でもありませんでした。
攻撃的だと取られても仕方ない態度や発言や、
押さえつけるような指導は、
生徒の成長をさまたげる要因になるため、
気をつけなければならないと思っています。
それとは逆に、鼓舞がありますが
こちらは、相手を励まし、ポジティブなエネルギーが与えられ、モチべーションも向上させます。
こちらも自律神経系から見ると、
腹側迷走神経が優位(安心安全、人との繋がりが向上)となり、
心理的にもリラックスした状態で、協力したり、冷静に対処できたりしやすくなります。
成長のために、
相手を押さえつけたり叱咤しなくても、
成長するっていう信頼のもと、ポジティブに鼓舞していくことの方が有用ではないでしょうか。
本人の目標設定の補助をしつつ、
もともと持ってる成長できる力、伸びていける余地を
なくすんじゃなくて、あるよって信じ、
相手がきもちよく、
相手が実現させたいことを
具体化させて
本心で望んでる表現が
ありのままに具体化できるように
その方法を一緒に見つけていくこと
それが教えるってことじゃないかと
個人的には考えています。