『今のは、自分的にはどうやった?』
その時練習していた曲を一度弾いてもらってから、
直ぐに「ここはこうだよ」と言う代わりに、
聞いてみました。
彼女は、自分でどうだったのか、よく考えて、自分の言葉で、表してくれました。
その中に「ココが難しくて」という言葉があったので、
具体的に何のことか明らかにしてから、
『何をしたらできるんだろうね?』と聞いてみると、
少し考え、 (私も少しヒントを出しつつ)
やりながら、できる方法を自分で見つけました!(^ー^)
すごいね!
そうしたらできるのが分かったね!
自分で見つけたね!
そう一緒に喜ぶと、
そのあと更に、
楽譜の音の並びを見て
「ココとココは同じで、ココはこんな風に違うよ!こうなってるよ!」
と、次々に色々なことを発見し、その発見を私に教えてくれました♪
こちらが知っていることを伝えていくというのは簡単ですが、
このように、子ども自身が見つける体験をするのは、
子どもにとって、とても新鮮で、やること全てが初めてのことだらけで、
尚更、見つけた喜び、出来た喜びも大きなものなのだと思います。
そんな尊い、喜び溢れる学びの瞬間を目の当たりにし、
私もワナワナと嬉しさで全身が震え、興奮し、
幸せな気持ちをもたらしてくれました♪( ´▽`)
それと同時に、コチラから1から10まで教えなくても、
『子ども自身が見つけられる力を持っている』ということを、実感しました。
とても素晴らしい力ですね。
時間がかかったとしても、
その人のペースで、その人自身が考え、見つける方が、 他人に言われたことをするより遥かに能動的で、やる気も出てくるのではないでしょうか。
これを大事にこれからもレッスンしたいと強く感じました。
感謝です(*^^*)