(2023-02-24に加筆修正)
タンギングに悩める子羊はどこにでもいる…
ココニイルワタシモソレ…
ただ、
ちょっとわかってきたことがあるから
書いてみる。
タンギングは何をすることか
①吐く空気によってリードが振動👈音が鳴ってるとき
②そのリードに舌の先端で一瞬触れることで「リードの振動を止める」
その結果、
音が分離 される。
吹奏途中で出てくるタンギングはこれが起きたいだけ。
(同じ音が続くときとか、スラーの切れ目とか)
タンギングするときって
タン=舌の動きにめっちゃ意識いくけど
第1優先は
『息を吐いてリードを振動させること』!
『タンギングが上手くいかない』というのは、
タンの方が原因ていうより、
息を吐くことがおろそかになっていて、
音が満足に鳴らないことから起こることが多い印象です。
だから、
まずは息。
「息を吐く」をふかぼり
①息の吐き方、方向について
息をね、
マウスピースの中に入れようとすること
=前に吐こうとするの
はやめましょう。
息はただ、
「首の前側にある気管を通って上に向かう」
鼻腔と口腔は気管より上にあるから。
上に向かうだけ。
上に向かえば出口である鼻・口から勝手に出てく。
その事実を受け入れて
息を使えるようになると、
・息が長持ちやすいし
・無理な力が入らないため音色も澄んだ音になりやすくなります。
(息を前に吐き出そうとするのって、
できることではあるけど、
演奏する時には悪影響になっちゃいます)
②息のスピードが遅いって言われるとき
遅くなるひとつの要因としては
息を下に向かって吐くことと、
口の中(口腔のこと)が広いことが多いかと。
息の方向については①の通り。
で、口の中の広さについては、
上顎と舌との距離は
上のイラストみたいに
通常、息が口腔通ろうとしたらちゃんと隙間できるから
それ以上に舌を下に下げなくていい。
特筆するなら、
クラリネットやサックスの場合、
マウスピースっていう異物が口の中に入るから、
舌を奥に引っ込めるか下げるかして、口の中を広くしがちやけど、
それもあんまりいらないと思う。
それに、
広い方が柔らかい音色に聴こえるから、
それで広くしてることも。
やけど、
柔らかい音色にするのは、口腔(あと喉も)を広くするのとは違う方法があるから広げなくていい。
次回、息とリードのためのアンブシュア
次次回は、タンギングのタン(舌)について書きます!