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音を鳴らす段階ではない時の「吹くモード」の存在


アレクサンダーテクニーク のレッスンを受けに東京スタジオに参加しに行った時のこと。


先生は、サクソフォン奏者でもある渡邊愛子さん!


同じ楽器であるアレクサンダーテクニークの先生は数少ないので、愛子さんのレッスンを受けられることに、この上ない喜びを感じました…(*´╰╯`๓)♬*゜

今日はそのレッスン時に気づいたことの一つを紹介します。

 

まだ音を鳴らす段階にはない時に、既に吹くモードになっている


楽器を持つ瞬間。

楽器を見た瞬間。

マウスピースを口元に持っていく瞬間。


この瞬間、当たり前ですがまだ吹いていません。


ですが、「今から吹くのだ」と思うだけで吹くモードが発動していたことがわかりました。


どういうことかというと、

まだ音を鳴らす前の段階で、身構え、少し身体を緊張させて、力んだ状態になっていたのですね。

私にとっての吹くモードの内訳は、 ・呼吸をしっかりするぞ ・指をしっかり動かすぞ ・楽器をしっかり持つぞ そんな意気込みにより背中や胸あたりが強ばり、股関節あたりも固まることがわかりました

これはいることだと思いますか?

ーーーーーいや、いらないのです。


口元にマウスピースが来て音を出すその瞬間に初めて吹く(=息を吐く)ための筋肉(腹筋群や骨盤底筋群)を使えば良いのですね。



 


そうして演奏すると、スーッと伸びやかに演奏することができました!!



終わってから、トレーニー仲間からは

後ろから見てて、楽器持ってないのかなと思うぐらい、自然だった

とフィードバックをいただきました。

それだけ、普段楽器を持つ・構えるのに不必要な力が入っている可能性があるということなのですね。



泉山民衣

兵庫県在住。
サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。
昭和音楽大学卒業。

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顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニークを学び、2021年教師資格取得。

​大阪アレクサンダー・テクニーク教師養成課程OPALサポート教師。

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