ピアノを習いに来ている5歳の女の子。
スタッカートで和音を弾く練習をしています。(この楽譜はスタッカートの表記は抜いています)
単音でのスタッカートは、音を弾ませるようにジャンプさせて弾くのがとっても上手なのですが、和音は難しい様子(∵`)
①そこで和音を別々に分解して単音で弾いてみてもらいました。
これは上手なのです^^
②「じゃあ今のに小指さんの音はお飾りだと思って弾いてみるとどう??」
右手はうまくいきました!!
でも左手はまだ難しい様子。
それも見ていて気になる点があったので、次にこちらをしてみます。
③ 小指の音だけを弾いてみる。
右手の方は不必要な力みは見られなかったものの、左手はどんどん力みが!
小指を手首の方まで棒状に固めているような、 そうして鍵盤にぶつけに行っているように見えました。
「見て見て!横から見てどうなってる????」
彼女は「パッ!!」と驚いたような表情をし、そして弾きにくい原因に気づきました。
変化は本人が認識してこそ起きますね。
そしてもう一度楽譜通り弾いてみると…
「できた!!!」
それはそれは嬉しそうな弾けた表情を見せてくれました^^
跳び箱を跳びたいのに高くて跳べない。
なら、跳び箱の段数を低くして、少しづつ、でも着実に跳べるようにして、上を目指していく。
このようにして、ステップアップできるように、もう一度前段階に立ち戻って、そこからサポートするとうまくいくのですね^^♪