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ピアノを「弾く」ということ



今日は、ピアノを「弾く」ことに関して

「弾く」というと、鍵盤を《どうすることか》が1つ大きなポイントだと思います。

それは、

*鍵盤を「押す」や「押さえる」

と考えるのか、

*鍵盤が「落ちる」

と考えるのか。


それによって出てくる音や弾き方に違いが出てきます。


♬実際にやってみましょう ♬


①「しっかり押さえなきゃ!しっかり指を動かそう!指は強く!」

と思ってピアノを弾いたり、机上でやってみましょう。


音、指の動かしやすさ、指への負担などはどうですか?


②腕は上からフワッと鍵盤(机など)へ「指は上から落とすだけ〜」

と思ってピアノを弾いたり、机上でやってみましょう。

音、指の動かしやすさ、指への負担などはどうですか?


いかがだったでしょうか??

後者の方が聴こえてくる音も軽く、からだに余計な力みも入ってないのではないかと思います。


そして、腕の重みを鍵盤に落とすためには、肘は鍵盤より下にあるのが良いのか、上にあるのが良いのか・・・

答えは、肘は鍵盤より上の方から落とす方が重力を十分使えます^^

手首もしなやかに柔らかく動いて指先へ重みが移動していくと、更に自然に音が響いてくれます。


こうして弾いてみると、自分自身も楽で、出てくる音もすっと弾くだけで飛んでいく感覚になりますよ。

関連ブログ:鍵盤は腕の重みで

泉山民衣

兵庫県在住。
サクソフォン奏者・アレクサンダー・テクニーク教師。
昭和音楽大学卒業。

​​

顎関節症、腱鞘炎になったことから、自身の身体の使い方に原因があるのではと考え、2016年からアレクサンダー・テクニークを学び、2021年教師資格取得。

​大阪アレクサンダー・テクニーク教師養成課程OPALサポート教師。

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