アレコレ悩んで、どうしたらいいか分からないとき
その悩みの中のカテゴリーを仕分けしてみると、
自分がやるべき行動が絞り込みやすくなります。
これを知ったのは「ザ・ワーク」という本から。(著:バイロン・ケイティ)
仕分けポイントは3つ。
自分の範疇
他人の範疇
天地の範疇
どうにかしたい。
けど、どうしたらいいか分からない。
もしくは
どうにかしたくてもどうにもならない。
それでモヤモヤ…
みたいなことってあると思いますが、
自分・他人・天地の範疇から考えて、
物事の成り行きは以下のように考えられるのかなと思います。
自分が直接的にどうにかできること(自分の範疇)
自分が間接的に影響は与えられること(自分の範疇)
自分が直接的にどうにかできないこと(他人の範疇)
自分で直接的にも間接的にもどうもならないこと(天地の範疇)
例えば、
指揮者は[音楽表現や演奏の方向性を示す(指揮者にとっては自分の範疇)]ことで奏者に対して「間接的」に関与できますが
「直接的に」奏者の演奏自体に関与はできません。
楽器を演奏するのは奏者の範疇(指揮者にとっては他人の範疇)だから。
天地の範疇でいえば
地震を起こしたり止めたりすることはできませんし、
雨を降らしたりやましたりもできません。
だから自分の範疇ではない。
機械の突発的な故障なんかも、自分でコントロールできる範疇ではありません。
ものを大切に取り扱うことはできても(自分の範疇)、いつ故障するかは自分のコントロールの範疇を超えています。
もしも悩んでいることがあったら
《自分のコントロールの範疇なのは何か》を明確にすると
無駄にジタバタする必要がなく、
やるべきことに集中できるのかもしれません。